日本語教師の勉強会「サタラボ」にて、代表の小野が登壇しました(2015年12月6日)

(以下、主催者であるサタラボのfacebookページより)

外国人社員を採用したい日本企業と、日face本で就職したい外国人は増えています。外国人が日本で職を得て、公私ともに日本社会で活躍していくためには、やはり日本語力が必要です。
しかし、たとえN1取得者でも、日本独自の採用文化の中で外国人が面接を突破していくのは、簡単なことではありません。また、めでたく採用となり働き始めても、社内で上司や同僚にうまく思いが伝わらなかったり、会議についていけなかったり、まわりの言葉を誤解して受け取ってしまったりして、退職につながるケースも多いのが実情です。彼らに本当に必要なのは、単なる語学力ではなく会話力、さらにいうと「対話力」なのです。

今回のサタラボでは、外国人を用する企業側の「ほしい」を知り、外国人側の「困った」を知り、外国人が日本企業で活躍していくための対話力の育成について、日本語教師として何をすべきか、一緒に考えてみましょう。講師を務めてくださるのは、外国人の就職支援事業の会社「アジアリンク」を興し、外国人と企業との橋渡しを担っている元日本語教師、小野朋江さんです。

ご自分の生徒に何とか就活を成功させたい、日本の企業文化になじみ楽しいビジネスライフを送ってほしい、転職を成功させキャリアアップしてほしい…という方、ぜひ採用側事情をよく知る小野さんのお話、外国人ビジネスパーソンの失敗談・成功談などにヒントをもらい、「コミュニケーション能力」を育てるためのより良い授業を考えてみませんか。外国人の上司・同僚をもつ方のご意見もシェアしていただきたく思います。

今回も好奇心と笑顔をもってご参加ください! 


小野さんからのメッセージ:私は留学生の就職支援業務の中で読み書き、聴解はできるのに、深い会話ができない、複数人数での会話のキャッチボールが苦手、空気を読めずしゃべり続ける、という外国人就活生にも多く出会います。日本での就職という彼らの目標を実現するために、日本語教育の現場からできることを具体的に考えていきましょう!

日 時: 2015年12月6日(日) 10:00-13:00 開場9:45    懇親会:13:00-14:30(希望者のみ)
会 場: アクセス日本橋(地下鉄『三越前』A4出口を出て隣の福島ビル6階)
対象者:ビジネスパーソンに教えているor教えたい日本語教師&日本語教育関係者(定員:先着30名)
参加費: 3,000円(当日受付でお支払いください)懇親会費:1,000円(希望者のみ)
主  催: サタラボ  主宰: 小山暁子 (フリーランス日本語教師)
  日本語学校勤務5年、ビジネスパーソン中心にプライベートレッスンや企業研修受託28年
  日本語教育機関による日本語教師対象セミナー講師、執筆等受託
事務局:森谷智美(フリーランス日本語教師)伊藤麻友子(フリーランス日本語教師)

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